コラム/ columns
厳しい審査をクリアした医師のみ 東京外科クリニック鼠径ヘルニア日帰り手術を支える医師
2023/04/03
当クリニックでは、鼠径ヘルニア日帰り手術を実現するため、厳しい審査を行って外科医をそろえております。
こちらではその選考基準、そしてそれを突破し当クリニックで院長大橋の手術をサポートしている医師を紹介しております。
東京外科クリニックのヘルニアドクター
医師紹介
大橋 直樹
東京外科クリニック日帰り手術責任者
星野 明弘
高度肥満や再発などの困難症例も沈着冷静にこなすことを心がけています。
- 「Best Doctors in Japan 2022-2023」に選出されました
- 「あなた自身またはあなたの大切な人が特定の専門分野の医師を必要とした場合、誰を選びますか?」という観点から、基準を満たした医師のみが選出される「ベストドクターズ」に星野先生が選出されました。
- ベストドクターズ社についてはこちら
●インタビュー
星野先生にインタビューを行いました。
鼠径ヘルニアの腹腔鏡手術の専門家になったきっかけや、手術で大切に考えていることなどをお話しいただきました。
松下 公治
日本外科学会 外科専門医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医、消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会 技術認定医(ヘルニア)、評議員
日本腹部救急医学会 腹部救急認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
厚生労働省 臨床研修指導医
東京ヘルニアアカデミー 世話人
ダビンチコンソールサージャンライセンス
2017年に大橋理事長より招聘され、特任院長として毎週金曜日の診療を担っています。
成人鼠径ヘルニアを中心に、虫垂炎、胆石・胆嚢ポリープ等に対する腹腔鏡による日帰り手術を行っています。
入院診療と同等の安全性を確保し、低侵襲な手術を行うことで、体への負担が少ない手術を心がけ診療しています。
手術は苦痛を伴う治療ですが、少しでも苦痛を軽減することで、日常生活への影響が少なくなるように日々研究を重ねています。
当院の患者様は、数ある医療機関の中から当院を自ら選んで来院されることがほとんどです。
腹腔鏡による日帰り手術に特化した精鋭スタッフと共に、その期待に答えられるように最善を尽くして参ります。
詳しくは私のホームページをご覧ください。
KM Surgery ~鼠径ヘルニア研究所~
●インタビュー
松下先生にインタビューを行いました。
医師を志すきっかけや、東京外科クリニックで手術を行うことになった経緯、そのやりがいなどをお話しいただきました。
根岸 真人
地域医療機能推進機構に10余年貢献したのち、東京外科クリニック特任院長に着任。
東京外科クリニックヘルニア外科医採用基準とは
腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術という高度な術式を行うにあたり十分な技量が備わっているか、東京外科クリニックを選んで来られる患者様に相応しい力量かについて、外科医を厳しく審査するための基準です。
2017年9月時点で、全国のヘルニア専門家が集い情報交換を行う「ヘルニア道場オンライン」のメンバーの中で特に技術的に優れた医師3名が採用され、東京外科クリニックでのヘルニア治療に参画しています。
※「東京外科クリニックヘルニア外科医採用基準」は東京外科クリニックの独自の採用基準です。当院におけるヘルニア診療の質の均一化を図るために設けられています。
日本ヘルニア学会あるいは外科系諸学会が認定する公的資格制度などとは一切関係はありません。
東京外科認定ヘルニア外科医の業績一覧
院長大橋のものはこちら(外部サイト)をご覧ください。
- 様々な状況のヘルニアに応用可能な腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術TAPP法
星野 明弘 日本内視鏡外科学会雑誌 2016年 - 再発鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP)における手術手技
星野 明弘 日本外科学会定期学術集会抄録集 2016年 - 【エキスパートが教える鼠径部ヘルニアのすべて】 鼠径ヘルニア修復術の各術式 腹腔鏡下手術 TAPP法,Hybrid法
星野 明弘 臨床外科 2016年 - 腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術、困難症例への挑戦 困難症例に対する腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP法)の実際とその成績
星野 明弘 日本内視鏡外科学会雑誌 2015年 - 鼠径ヘルニアの手術と工夫(初発・再発) 再発鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP)の工夫と成績
星野 明弘 日本臨床外科学会雑誌 2015年 - 完全腹腔鏡下に修復困難であった両側巨大鼠径ヘルニアの1例
星野 明弘 日本外科系連合学会誌 2015年 - Advanced TAPP 特殊な症例に対するTAPP法の有用性
星野 明弘 日本内視鏡外科学会雑誌 2014年 - 内視鏡下ヘルニア手術の手技と工夫 腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術TAPP(transabdominal preperitoneal repair)法における工夫とその成績
星野 明弘 日本臨床外科学会雑誌 2014年 - 再発鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP法)の有用性と手術手技
星野 明弘 日本外科学会雑誌 2014年 - 腹腔鏡下修復術が有用であった徒手整復不能な嵌頓大腿ヘルニアの2例
星野 明弘 日本臨床外科学会雑誌 2014年 - 腹腔鏡下ヘルニア修復術(TAPP法)にて修復しえた巨大鼠径ヘルニアの1例
星野 明弘 日本内視鏡外科学会雑誌 2013年 - 腹腔鏡下内鼠径輪縫縮術の実際と前方アプローチ法との比較
星野 明弘 日本内視鏡外科学会雑誌 2013年 - 腹腔鏡下内鼠径輪縫縮術の実際とその短期成績
星野 明弘 日本臨床外科学会雑誌 2013年 - 腹壁瘢痕ヘルニアの手術の工夫 当科における腹壁瘢痕ヘルニアの治療戦略と手技の工夫
星野 明弘 日本臨床外科学会雑誌 2013年 - 【鼠径ヘルニアの新しい治療法】 TAPP法(腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術)
星野 明弘 消化器外科 2013年 - 腹腔鏡下ヘルニア修復術(TAPP)における当科の工夫とその成績
星野 明弘 2012年 - 再発防止の工夫としての腹膜前脂肪組織に着目した腹腔鏡下ヘルニア修復術(TAPP)の実際
星野 明弘 日本臨床外科学会雑誌 2012年 - 再発鼠径ヘルニアの治療選択 当院における再発鼠径ヘルニアの治療戦略
星野 明弘 日本臨床外科学会雑誌 2012年
東京外科クリニックヘルニア外科医採用基準の考査項目
(専門的な内容となります)
東京外科クリニックヘルニア外科医採用においては、あらかじめ設けられた考査事項に沿って、それぞれの処置のチェック、評価を行います。
詳細なチェックリストはこちらからご覧いただけます(PDF)
倉島庸先生(北海道大学大学院医学院医学研究院消化器外科学教室准教授)提供
倉島先生は外科教育グループの主任を務め、ヘルニア修復術の教育ツール、手術の質の均てん化について積極的に取り組んでいる研究者です。
当院も倉島先生に院内資格のあり方について指導をこい、医師の評価法などの共有化を許可いただきました。